2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ダ・ヴィンチ・コード(下)

著者:ダン・ブラウン 訳者:越前敏弥 角川書店 2004年7月5日6版発行 かーっ、そうきたか。 うんまあ、相変わらずの調子ながら、ひっくり返してきたなぁ、という感じ。 最後の方は半分寝ながら読んでいたが、それでもまあ楽しめた。 というか、しっかり狙っ…

ダ・ヴィンチ・コード(上)

著者:ダン・ブラウン 訳者:越前敏弥 角川書店 2004年6月28日5版発行 始めのあたりで、やけに鼻に付くのが、フランスを悪く言いアメリカを良く言っているように感じる点。それから、やたらと一年前の事件をラングドンが想起するが、しかしそれは作中で詳し…

ヤングガン・カルナバル 銃と恋人といま生きている実感

著者:深見真 イラスト:蕗野冬 徳間書店 TOKUMA NOVELS Edge 2006年2月28日初刷 前巻の感想もここに書いたと思ったので探してみると、第三巻もふと買ってふと読んでしまうだろうとか書いてあったが、その通りになった。 相変わらず「本物のアクション作家」…

永遠のフローズンチョコレート

著者:扇智史 イラスト:ワダアルコ エンターブレイン ファミ通文庫 2006年3月10日初版発行 盛り上がらない話。読むのが疲れるくらいではあるが、まあこういうのもアリか。 デザインとか良い感じだが、内容とはどこか違和感があるような気がした。 要するに…

半分の月がのぼる空2 waiting for the half-moon

著者:橋本紡 イラスト:山本ケイジ メディアワークス 電撃文庫 2005年12月30日14版発行 相変わらず、である。しかしまあ、前巻よりはページの黒さも増してはいる。 とはいえ、表現としては痛いときに「痛い」と書き、可愛いというのに「可愛い」と書いてい…

ラインの虜囚

著者:田中芳樹 イラスト:鶴田謙二 講談社 ミステリーランド 2005年7月6日第一刷発行 懐かしい読書体験だった。ああ、こういう話、子供の頃読んだような気がする、というのが読書中に終始付きまとっていた。 大きい活字に全漢字に振り仮名をつけて、年少者…

半分の月がのぼる空 looking up at the half-moon

著者:橋本紡 イラスト:山本ケイジ メディアワークス 電撃文庫 2005年12月30日19版発行 ううむ。 薄い。澄明でもなく、流麗でもなく、ひたすら薄い。薄っぺらい。 つーか、逆にいえば、本が厚い。厚すぎ。内容に比べれば、ね。 とりあえず (略)本物の女の…