聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)
- 著者:三浦勇雄
- イラスト:屡那
- MF文庫J
- メディアファクトリー
- 2008年03月03日第三刷発行
シリーズの一巻にあたるらしい。表紙とあとがきには「1.騎士」という副題がついている。
序盤での単語の使い方が、どうにも変に思えて、推敲しているのか疑問だったが、中盤以降ではさほど気になる点は無かった。このことと、展開が堅実で分かりやすく想定しやすかったために、それほど熱中して読むことは無かった。
この作品を楽しむとすれば、セシリーのおっぱいとかリサの挙動とかを楽しむか、またはこうした物語をまだそれほど数多く読んでいないか、そうした条件が必要になるように思う。
ただ、破綻の無い確実な構成の物語づくりには、きっと定評ができそうな作者なのだろうと推察する。