学校の階段2

 いやぁ、相変わらず面白い!
 といってもだんだんと階段レースは脇役になっているような。
 三年生メンバーの話、といったところで、階段部創設に関するストーリーが展開される。でも結局は大元のキッカケが何だったのかは明かされないままだったような。
 登場人物がとにかく多い。それでも物語が動いているのは、それぞれをちゃんと作っているからだろうけれど、そう思うと、もっと各キャラをクローズアップしてほしいなぁ、と思ってしまう。このへん、バランスが難しいんだろうなと思うけれど、でもこのバランスもありかなぁと話の勢いに流されて読んでいると思う。
 階段レースだけの話とかも読んでみたいし、いろいろと細部で語っていないところがあるんじゃないかと思うのだけれど、今後のシリーズ展開の中で読めるだろうか。
 楽しみ。