マヴァール年代記2 雪の帝冠

 よく考えたら、前のエントリで書いたことは普通に小説の基礎であるようにも思えてきた。
 さて、それはそれとして、大陸歴が1092年になり、27歳のカルマーンとヴェンツェルとリドワーン。ふと思ったことなので、はっきりとした根拠は無いのだけれど、この話は田中氏の作品の中でも面白くない方に入るのかもしれない。根拠もないことを軽々しく書くのもどうかとは思うが、どうも事件性というか盛り上がらないような気がする。単にまだヴェンツェルの策謀全体が明らかになっていないからかもしれないが。もしくは単に私のノリが悪いだけかもしれないが。
 とりあえず次の最終巻を読んで、そこで少しでもまとまった感想を書こうと思う。