僕は友達が少ない
- 著者:平坂読
- イラスト:ブリキ
- MF 文庫 J
- メディアファクトリー
- 2009年08月31日初版第一刷発行
せもぽぬめ。
他人事とは思えないタイトルだったので、つい買って、そのあとに「ねくろま。」の作者だと知って、失敗したと思った。しかし「ねくろま。」を読んだことがある気がするのに、この積読崩しに記述が無いので、これを始める以前に読んだのか、面倒になってここに書かなかったのか、あるいは記憶違いなのかもしれない。
うそみたいに、面白かった。
もっとも「かなり趣味的な作品」とあとがきで著者が述べている通りで、こうした面白さの作品ならば、普通の作品はそれほどではないのかもしれない。
それはともかく電車の中では噴き出してしまって読めない。あまりに可笑しい展開が相次いで、そのあんまりっぷりに笑いが堪え切れない。
しかしカラーページに登場するキャラクターの全てがちゃんと登場していないので、そこは今後に期待すればいいのだろうか。
次巻は家で読みます。
あとイラストが良いのだが、イラストレーター氏の名前が一般語すぎて検索してもまともに他にどんな仕事をされているのか分からないのが残念だった。